【漫画】『岸辺露伴は動かない』感想・レビュー「ジョジョの奇妙な冒険」第4部好きにはおすすめ

その他

ついにジョジョファン待望の『岸辺露伴は動かない』のアニメが2021年2月18日に

Netflixでの配信が開始されました。

にわかジョジョファンのわたし(漫画は7部まで、ジョジョのアニメは全部視聴済みです)

「アニメを見たよ」って記事を昨日書いたんですが、

『岸辺露伴は動かない』の漫画は「懺悔室」以外読んだことがなかったので、

昨日をアニメを見た勢いで、本日漫画を購入して読みました!!

なぜかamazonは売り切れで、本屋さん3件回って発見しました!!

『岸辺露伴は動かない』って?

現在(2021年2月22日)は2巻発行されています。

金額は1冊506円(税別)

『ジョジョの奇妙な物語』の登場人物である岸辺露伴が主人公兼ナレーターを務める1話完結の短編集です

大人気『ジョジョは奇妙な冒険』のスピンオフ作品

『ジョジョの奇妙な冒険』は

1986年から週刊少年ジャンプで連載を開始し、2021年で連載35周年なります

作者は荒木飛呂彦先生

巻数は129巻(2021年2月現在)

アニメ化(第5部まで)、第4部は実写映画化もされました(すみませんが映画は未視聴・・・)

ジョースター一族と敵との戦いを描き、現在連載中は第8部

各部ごとに主人公と敵も変わります。

作品の名前だけは誰でもきっと聞いたことがあるのではないでしょうか

きっと読んだことのない人からしたら

  • 絵が気持ち悪い
  • ジョジョファンが信者的で少し引く

という人も多いはず。

ついでに私も読む前まではそうでした。

もちろん読んだあとは大ハマリ。アニメも全部見ています。

岸辺露伴は第4部の登場人物

『岸辺露伴は動かない』の主人公である岸辺露伴は

『ジョジョの奇妙な冒険』第4部「ダイヤモンドは砕けない」に登場する漫画家です

岸辺露伴の設定として、

『「リアリティ」こそが作品にとって大切である

 自分がみたことや体験したことを書いてこそ面白い作品になる』

という信念があります

そのため、原作では蜘蛛を実際になめて味を確かめてみたりとかなり癖のあるキャラクターとなっています

主人公岸辺露伴が漫画の取材で不思議な体験をする話

1話完結で主人公である岸辺露伴が、

漫画の取材で不思議な体験をするという話の内容になっています。

原作の「リアリティ」を求めるという設定をうまく使ったスピンオフ作品となっています

簡単にいうと『世にも奇妙な物語』系のジャンルです。

実写ドラマ化もされました

2020年12月に高橋一生主演でNHKでドラマ化されました。

録画はしたのですが、まだみていなかったのですが、

これはアニメも漫画もみた勢いで、今週中に見る予定です!!

→ドラマも次の日に見ました

アニメ化もされました

OVAとして4話分アニメ化されました!

アニメ化は『ジョジョの奇妙な冒険』のBDのおまけで1話、

『岸辺露伴は動かない』2巻の特装版のDVDで1話

BD・DVDとして2話(映画館上映もありました)

盤面だけの作品でしたが、

2021年2月18日にNetflixの独占で配信スタートしました!!

もしかしたら、配信されるのかもしれませんが、独占配信と言っているので、

しばらくはNetflixのみとなる可能性が高いです。

『岸辺露伴は動かない』の内容について

岸辺露伴版『世にも奇妙な物語』

作りとしては世にも奇妙な物語的な不思議体験・ホラー系の作りになっています

岸辺露伴は主人公でありながら、どちらかというと語り部・ナレーターとしての側面が強いです

漫画の内容は「漫画家である岸辺露伴が取材の中で、体験したことを語る」

というのが基本の作りになっています

『岸辺露伴は動かない』というタイトルも、岸辺露伴は主人公というよりも、

あくまでもナレーターとしての役割が大きいことを示しているとのこと

第1巻収録話

1巻に収録されているのは計4話プラスおまけ

『懺悔室』『六壁坂』『富豪村』『密猟海岸』『岸辺露伴グッチへ行く』

なぜかエピソードが1からじゃなくて、中途半端な数字になっています

エピソード#16『懺悔室』あらすじ

怪我をして連載を中断していた岸辺露伴は、休載期間を使ってイタリアへ旅行に行き、ストーリーの新展開のための取材を行っていた。露伴が取材のため『懺悔室』に入ると、ある一人の男が懺悔に訪れる。露伴は自分が誤って神父の部屋に入っていた事に気づくが、「体験は作品にリアリティを生む」と考えたため男の懺悔に耳を貸すことにした。

引用元:Wikipedia

エピソード#02『六壁坂』あらすじ

露伴は読み切りの打ち合わせにきた漫画編集者の貝森稔に原稿料の前借りを申し出る。妖怪伝説の漫画を描くために取材を行っていたところ、その土地に開発業者がリゾート道路を通そうとしていたため、周囲の山を6つ買って阻止したらリゾート計画で高騰していた地価が暴落、破産したというのだ。あまりの内容に貝森は呆気にとられるが露伴は「ちゃんといたんだから取材の価値は十分にあった」「『六壁坂』の妖怪は今もそこにいる」と続け、彼が取材で訪れた六壁坂村で数年前に起こったある事件と取材時に起きたある出来事を語り出す。

引用元:Wikipedia

エピソード#05『富豪村』あらすじ

露伴は漫画編集者の泉京香との読み切りの打ち合わせの際、山奥の別荘を買う話を漫画にしないかと提案される。『六壁坂』の一件で破産している露伴は反対したが、実際に別荘を買うのは泉であり、購入までの過程を取材してアイデアに繋げてはどうかと言う。その別荘地のある村は杜王町から北西へ80数キロの山奥に位置しているが、そこに向かうための道路は一切なく、住人はヘリコプターを利用している。また、送電線の1本も引かれておらず、周囲の深い森に遮断されている独立した群(むら)になっている。たまたま地図でその特異な村を見つけた泉が興味を持ち調べると、村には11軒の豪邸が建っており、所有者全てが世界屈指の大富豪であることが分かった。彼らはごく普通の一般的な生活を送っていた若者であったが、「25歳の時にこの別荘地を購入したことを転機に、成功を収めて大富豪になっていった」という。今回、その別荘地の1区画が800坪・300万円という破格の値段で売りに出されたことを知った泉は、自身が25歳ということもあり、11人の大富豪たちが土地を所有することで人生の成功者になれたのか、それとも偶然なのかを立証してみたいと考え、まず購入の意思を示すために売り主に会いに行くという。泉の話を訝しく聞いていた露伴だったが、好奇心と興味に背中を押されて、彼女の付き添いという名目で同行取材することにした。

引用元:Wikipedia

エピソード#06『密猟海岸』あらすじ

露伴は、杜王町のイタリアンレストラン「トラサルディー」にて食事をした際、その店の料理人トニオ・トラサルディーにクロアワビの入手を手伝ってほしいと頼まれる。トニオによると杜王町のヒョウガラ列岩という場所で採れるアワビは世界中のどこにもない特別なアワビであり、それさえあれば自身の生涯で最高の特別料理を作ることができるのだという。しかし、あまりに貴重であるため地元の漁師からもアワビを売ってもらえず、それでも入手したいトニオは杜王町の歴史書から「芸術」とも評される密漁の手法を発見し、それを露伴とともに実行しようと持ちかける。露伴は好奇心からそれを了承し、トニオと共にヒョウガラ列岩へと密漁に向かう。

引用元:Wikipedia

『岸辺露伴グッチへ行く』あらすじ

露伴は、祖母の形見のバッグに金目の物を入れると消えてしまう謎の現象を直してもらうために、イタリアのフィレンツェにあるグッチの工房を訪れる。グッチの職人は難色を示すが修理を引き受け、露伴は修理されたバッグを持って帰るが、後になってそのバッグに隠された秘密を知ることになる。

引用元:Wikipedia

第2巻収録話

2巻に収録されているのは計4話

『望月家のお月見』『月曜日 天気-雨』『D・N・A』『ザ・ラン』

エピソード#04 『望月家のお月見』

露伴は最近取材に行けていないとして、自宅の近所に住む望月家について語りだす。この家は直系の先祖全員の命日が必ず中秋の名月であるという奇妙な宿命を持っており、死を逃れるには中秋の名月に家族揃って月見をする必要があった。そして今年の中秋の名月である2014年9月8日、家長である望月昇の主導のもと、例年のように月見が行われる。

引用元:Wikipedia

エピソード#07 『月曜日 天気-雨』

編集者との打ち合わせのため、雨の中駅を訪れた露伴。駅の構内では歩きスマホをする人であふれかえり、前方不注意な通行人がたびたびぶつかってくることに露伴は憤るが、あまりにも周りが見えていない人間が多いため次第に違和感を覚える。そこで、ホームで電車を待っている際にぶつかりそうになった肥満の男に問いただすが、その最中に別の通行人が露伴に激突し、露伴は線路に落ちてしまう。露伴とそれを助けようとした肥満の男は線路と線路の間に退避して事なきを得たが、男は「昼過ぎから携帯をもった人間が次々に自分にぶつかってくる」と述べ、駅員が救助しようとしているのにも警戒する。次の列車が到着しようとしている中、露伴はヘブンズ・ドアーで駅員を確認した上で男をホームへ上げようとするが、今度はホームにいた人間が次々と線路へと押し出されるように落ちていった。

引用元:Wikipedia

エピソード#08『 D・N・A』

露伴は知人の山岸由花子に彼女の母の知人である片平真依の相談に乗ってほしいと呼び出される。片平が相談したのは精子バンクで授かった娘、真央についてであり、普通の子供とは異なる数々の特徴、特に触れると全身が保護色と化してしまう尻尾が生えている点について思い悩んでいた。由花子はそれらについて露伴に解決を促すが、「ヘブンズ・ドアー」で真央に関する情報を参照した露伴はそれらについて問題なしと判断して拒否し、一方的に話を打ち切って立ち去る。由花子はその自分勝手な行動に憤るが、彼が「ヘブンズ・ドアー」を使った際に真央の父親に関する情報を見ており、それを真依に伝えた。

引用元:Wikipedia

エピソード#09『 ザ・ラン』

右手を骨折した岸辺露伴。彼はその結果に至る経緯について珍しく自らの行いを反省しており、後悔の表情を浮かべながらその時の出来事を語りだす。露伴はスポーツジムで俳優志望の男、橋本陽馬にトレッドミルを用いた勝負の再戦を持ち掛けた。その内容は徐々に加速するトレッドミルの走行スピードが時速25kmに達した時点で両者の間に置かれたリモコンを取り合い、リモコンを奪取して緊急停止ボタンを押したら勝ちというもので、露伴は一度彼に勝利していた。陽馬は再戦に応じ勝負が開始されたが、前回の勝負に関する分析や公正に異常なほどこだわる彼の言動に露伴は次第に異様なものを感じ始める。

引用元:Wikipedia

読んでみた感想【1巻は面白かったが、2巻はあんまり】

1巻は間違いなくおもしろい

1巻は話のストーリーがどれも面白く、

作画は「富豪村」が少し雑なところもありますが

全体的にはとてもおもしろかったです

特に私のお気に入りの『懺悔室』

あと『密猟海岸』は僕が大好きなジョジョのキャラ「トニオ」が出ているので、

個人的には大満足でした

2巻は挑戦的な内容もあるが、個人的にはあんまり

一方2巻に関しては、最近書かれているものが多く

スマホや精子バンク等、時事ネタも登場している内容になっています

ただ、個人的にはストーリーやオチは、

そこまで面白いとは思えませんでした。

1巻が個人的にはかなり面白かったので、

それに比べて2巻があんまりだなって思えたのかもしれません

あとしょうがないことではあるんですけど、

第4部のころと比べて絵柄が変わりすぎて、

再登場したキャラの面影がなくて、違和感がすごかったです

(20年以上経っているのでしょうがないのは当たり前なんですが)

『ジョジョの奇妙な冒険』が好きな人にはおすすめです

ジョジョの奇妙な冒険が好きな人にはおすすめします

ただ、感想にも書いている通り、一部作画が雑だったり、

また2巻になるとだいぶ作画の感じが変わっているので、違和感がすごいです

正直に1巻はめっちゃ面白かったですが、2巻はそこそこでした。

エピソード番号の振り方的に3巻も出る可能性あるので、楽しみにしています

ジョジョ好きなら読んで観る価値アリです!!

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